トラストコーチングスクール(以下、TCS)は男性の方にもたくさん受講していただいており、「部下が中々成長しない」「同僚との付き合い方がわからない」といったお悩みを持っている方が受講にいらっしゃいます。
以前は、「顔が見えない相手とのコミュニケーションを身につけたい」という、40代の男性がTCSを受講されました。この男性は海外のチームとの電話やメールでのやりとりが普段から多いそうです。
雑談の中で
「でも、今の世の中、ほとんどが顔の見えないコミュニケーションですよね……」
「確かに、8〜9割はそうかもしれませんね」
と、やり取りしたことを覚えています。
特にここ最近は、新型コロナウィルスの影響でそのことを強く意識させられるのではないでしょうか。
SNSでもLINEでも、顔が見えない相手へのメッセージは、誰もが嫌わない最大公約数的キャラクターを身にまといたいもの。私だってそうです。
そこで、もし顔が見えない相手とのコミュニケーション力を高められたなら、いかがでしょう。自分だけでなく、相手も幸せにできるかもしれません。TCSはそんな可能性を秘めたプログラムなんです。
また、それだけ可能性の大きい分野であることが、講師となった今も私が学び続けることをやめない理由の一つでもあります。
トラストコーチングスクール(TCS)の魅力とは
人は時に「行動したくてもできない」ということがあります。
そんな時、「行動できない」理由は一つとは限りません。また、一人として同じ人がいないのと一緒で、思うように行動できない理由も人によって本当に様々です。
場合によっては、なんてことない些細な物事が行動を阻んだりもします。
「そこの段ボール、3ヶ月片づけてないな」とか「一番下の引き出し、ぐちゃぐちゃなんだよね」とか「助けてもらったのに『ありがとう』を言えてない」とか……。
「あれかな? これかな? もしかしたらこれが理由なのかも?」と、原因を探しているうちに疲れてしまうことだってあるかもしれません。
こういうときって大体、使う必要のないところで一生懸命にエネルギーを使ってしまっているんですよね。
そんな人に対して「そこにエネルギーは使わなくてもいいよ」と気づかせてあげられるのは、コーチングある魅力の一つです。
また、人は他者と同じチャンスを与えられても、そこから得られる結果は異なることがあります。そうなるのは、一体なぜでしょうか?
チャンスが飛んできたときに「面白そう! 楽しそう! やってみたい!」と思える人と、「コワイ、不安だわ、避けたい」と思う人の間には、どんな差があるのでしょうか。
急なチャンスをものにするには、それを選んだあとに何が起ころうと面白いと思えるようなポジティブな心境になっている必要があるのではないかと、個人的に思っています。
そんな心を創れるのも、やはりコーチング(コミュニケーション)が鍵なのです。
私が自信を持ってお届けしているTCSのテキストのアドバンスコースには、ベーシックコースでのコミュニケーションのポイントはもちろん、
- 初めて会った相手に好きになっていただくポイント
- 理想のお客様の見つけ方
- 人と長く信頼関係を築くための注意点
- 商談スキルを向上するために
- チーム力を高めるコミュニケーション
- 部下のやる気を引き出す技術
などなど、コミュニケーションのキホンのキから、それ以上のポイントも盛り込まれています。
それらをどんな風に料理するかはTCS認定コーチの腕にかかっていますが、とにかく、コーチングを学ぶのに必要なことはすべて書かれています。
いつだったかの講座の際には「いろいろ話しましたけど、全部テキストに書いてありますね」と、クライアントさんとの話がまとまったこともありました。それだけ徹底的に練り込まれたテキストになっているのです。
TCS認定プロフェッショナルコーチの私が今もコーチングを学び続ける理由
私はTCS認定プロフェッショナルコーチなのですが、プロフェッショナルコーチのトレーニングを経てできるようになってきたことの一つに、「フィードバック」があります。
何を隠そう、私はもともとフィードバックが苦手で、避けられるならば避けてきた人だったのです。
TCS認定コーチになった直後の私は、当たり障りのないフィードバックしかできませんでいた。「嫌われたくない」「全員に好かれたい」という気持ちが満載の、相手のための開講でなく自分が嫌われないための、質の低過ぎる開講になっていました。
しかし、プロフェッショナルコーチになってからは、厳しめのフィードバックが言えるようになりました。しかもタイミングを見極め、相手に伝わりやすいシンプルなメッセージに絞って。
特に、自分より年上の経営者の方には言いづらかったことが言えるようになったのは、自分にとって大きな進歩でした。
こうした経験を踏まえ、私はTCS認定プロフェッショナルコーチとなってからも、継続的に勉強会を参加したり、コーチトレーニングを受け続けています。
最初にコーチングを勉強したときよりも、今は一層見える視野が広がり、より様々な角度から物事を見られるようになりました。1年前にコーチングを学んだ時に見ていた景色と、今の景色は全く違うものになっています。
「私はもうコミュニケーション完璧だし、もう勉強しなくていいわ!」と思ったら、成長は止まってしまいます。
ですので私は継続的にトレーニングを受けたり、勉強会に出たりすることで日々、コミュニケーションスキルをブラッシュアップしています。私にとってコーチングは、卒業のない学問なのです。
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