「幼稚園や保育園の先生たちにも、ぜひコーチングを知っていただきたい!」
マザーズコーチングスクールを受講してくださった4万人以上のお母さんから、そんなお声を受けて誕生した研修プログラムが「ナーサリーコーチング」です。
今や全国の園で導入がスタートしているナーサリーコーチングについて、今回はわかりやすくお伝えしてまいります。
ナーサリーコーチングとは?
ナーサリーコーチングとは、保育園・幼稚園・こども園の先生方のためにお届けしている研修プログラムです。
先生方のコーチングスキル向上を通して子ども達の非認知能力(感情の制御、コミュニケーション能力など)を高め、心豊かな大人へと育ってもらうことが、ナーサリーコーチングの最終的な目的となっています。
たとえば人間のコミュニケーション能力は、0歳~6歳の間に大人とどんな関わり方をしたかで決まると言われています。
そこでナーサーサリーコーチングでは、子ども達への声かけや関わり方といった、何気ない先生方のコミュニケーションに「コーチング」技術を活かす方法をお伝えしております。
【タイトルボックス】コーチングとは
「教える」「伝える」ことが主体のティーチングに対して、「引き出す」「気づかせる」という、相手の自発性に焦点を当てたコミュニケーション方法のことです。
コーチングを教育に取り入れると、子どもの新たな表情や反応に出会えることがあります。つまり子供の将来的なメリットはもちろん、子どもと接することが今よりも楽しくなるという、あなたにとってのメリットもあるのです。
また、子どもとの関わりを見直せるだけではありません。ナーサリーコーチングを修了することで、自分自身、先生同士、そして保護者の方とのコミュニケーションも見直せます。
ナーサリーコーチング受講で得られる変化
ナーサリーコーチングを受講された先生方は皆、口を揃えてこうおっしゃいます。
「他人の意見をすんなり受け入れられるようになった」
「『この人はこういう考えなんだ』という客観性が増した」
これはつまり、園にナーサリーコーチングを導入することで職員全体のコミュニケーション力が高まる、ということですね。
先生方みんなの意識が変化し、コミュニケーション力が高まると、お互いに認め合う環境ができます。そのため園全体で力を合わせやすくなり、みんなで同じ方向に向かって進んでいけるようになるのです。
私はナーサリーコーチングを開講してから、多くのティーチング専門家の方にお会いしてきました。そしてティーチング専門家の方々と話を重ねる折、コーチングとティーチングの関係について、気づいたことがいくつかあります。
1つ目は「コーチングはティーチングをより深め、効果的にする」ということ。2つ目は「コーチングとティーチングの両方が身についていると、それらを最適な形で使い分けられるようになる」ということです。
こうした気づきが得られるときは、自分のコーチングスキルを実感する瞬間の一つでもあります。
というのも、私がナーサリーコーチングで大切にしていることは、相手の話を「聴く」ということなのです。
ナーサリーコーチングでは先生同士で「聴く」をワークします。「聴き手」と「話し手」両方の2段階で「聴く」ことを体感しつつ、「聴く」ことの難しさ、奥深さを知れるプログラムとなっているのです。
ナーサリーコーチングを受講すると、受講前よりも話が盛り上がりやすくなり、自由に楽しく話せるようになっているあなた自身を体感していただけます。
実のところ普段の私は、おそろしく人の話を聴けていない人間なのです(笑)。「聴く」スキルの向上は相手がいなければ成り立ちませんから、ナーサリーコーチングを通し、先生方と一緒に私自身も聴くスキルを磨いていきます。
ナーサリーコーチングの導入について
ナーサリーコーチングで講師を務められるのは、以下3つの条件をクリアした方のみとなっております。
- トラストコーチングスクールとマザーズコーチングスクールの認定講師であること
- 一定のコーチング講座開講実績があること
- ナーサリーコーチになるための専門トレーニングを修了し、認定を受けていること
このように厳しい条件を課していますので、講師の質には自信を持ってお届けしております。また、園・施設の現状の方針はそのままに、ナーサリーコーチングを導入いただくことが可能です。
すでに導入いただいている園の方からは、「安心して研修をお任せできる」とのお声をいただけております。
なお、ナーサリーコーチングに興味を持っていただいた場合には、プログラムの一部を抜粋したトライアル版を受講していただけます。
また、トライアル版の受講人数も、園長先生など役職のある先生方のみに受講していただいたり、クラスリーダーの先生に受講していただいたりなど、ご希望に応じて調整が可能となています。
ご要望がある場合は保護者様向けの講演や講座も行っており、同様にご好評いただいております。ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
最後に
多くの先生方が、「本当の意味の『引き出す』とは何か」「本当の意味の主体的学びとは何か」を考えていらっしゃいます。私自身、コーチングという正解のない世界で悩み、苦しんできました。
結論として、やはり子ども自身で答えを見つけてもらう関わりこそが、子どもたちを本当の意味で応援することだと、今では考えています。私がそうした結論に至った理由、その集大成をナーサリーコーチングでお伝えできれば幸いです。
これからもナーサリーコーチングを教育や保育の現場にお伝えし、精一杯取り組んでいきます!
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